海外でのオススメのポイントは、近場ですとやはりミクロネシアではないでしょうか。
グアムやサイパンなどの辺りです。当然、日本の海とは住んでいる生物も異なりますし、独特の美しさがあり、格別な別世界を味わうことができます。
距離に関係なく世界中で最も注目されている国としては、モルディブかと思います。これは、いろいろな国を回られているたくさんの方々の話をお聞きした上での統計的な見解です。
モルディブは海だけでなく、観光でもとても人気の高い国です。
なお、ライセンスを取得したばかりの方は、すぐに海外のきれいな海に潜りに行きたいと思われますが、ライセンスを取った時点がスタートなので、取得後すぐに向かわれることはあまりオススメしません。
例えば、近場のグアムやサイパンであっても、ポイント的には上級者向けのポイントもあったりしますので、海外に行くならどこへ行くにしても経験を積んでからにした方が良いでしょう。
「グアムには毎年行く」というような方なら気にされることもないでしょうが、一般的には一生涯で同じ場所に何度も行くようなことはないですよね?「潜りたいポイントがあったけどスキル不足で潜れなかった・・・」となるよりは、経験を積んでスキルを上げてから、万全の状態色々なポイントを自由に潜ってほしいと思います。
それでもどうしても初心者だけど海外に行きたい!といった場合は、たくさんのお金と時間がかかる事ですので、近場にしておくのがいいと思います。
また、日本ではライセンスを持っていたとしても、ダイビングで潜りに行く際には、基本的にはインストラクターが一緒について潜ってルートの案内であったり、ここはどういうスポットだといったことを水中で説明してくれたりしますが、世界的には「バディ・システム」というルールが一般的です。
「バディ」と呼ばれるパートナーと一緒に2人1組になって、最初から最後まで問題なく終了できるよう、お互いに責任を持ってダイビングをするシステムのことです。
海外では、ブリーフィング(そのダイビングに関する注意点や、潜るポイントのルートや見どころなどの情報を説明してくれる、ダイビング前のアナウンス)はとても丁寧な一方、インストラクターについてきてもらうのは別料金であることが多いのです。
ですからそういった意味でも十分経験を積んで、自己責任で潜れるようなスキルをつけてから海外に向かわれることをオススメします。