日本のメジャースポット

ダイビングスポットとして日本で有名な場所は沢山あります。
国内のオーソドックスなダイビングスポットは、関西圏ですと、和歌山県、四国地方、あとは日本海側で福井県です。
関東の方ですとやはり伊豆が有名です。
サーフィンで有名な江ノ島でも潜れないことはないですが、関東ですと圧倒的に伊豆が人気です。
あとは離島、沖縄などですね。

人気の理由はそれぞれのスポットによって異なりますが、沖縄についてはとにかく水が綺麗なことが1番の理由です。
透明度が高くて、数十メートル先までスカッと見える。
透明度はダイビングとして潜る時の最も基本的な重要項目のうちの1つですが、本当に綺麗で透明度が高いので、潜った瞬間別世界に入ったような感覚になります。
また、人気のあるスポットは魚が多いのもポイントです。
魚にも分布があるので、水中の地形とポイントによって全く違う魚に出会えたりします。
洞窟などに潜るのがお好きな方はそちらに行かれますし、沈船がお好きな方はそちらに行かれます。
場所によってどういったダイビングスポットか、何ができるのか何が見られるのか、といったものがそれぞれ違います。
陸上に観光地がたくさんあるのと同じ。水があるかないかの違いですね。

当店の国内オススメスポットは、圧倒的に四国や和歌山県です。
沖縄などに比べるとアクセスも良いですし、手軽さの割にポイントのバリエーションも非常に多いです。
いろいろなお客様のリクエストに応えられる海がほとんど揃っているところもポイントで、どんなお客様でもとても楽しんでいただけると思います。

ダイビングスポットとして知られていないようなところも、もちろん水があれば潜ること自体は可能ですが、地域によって地元の漁業組合と話をした上で、ここでは潜っても良いけど、ここまでくるのはNG、といったような周りの各種関係団体との調整や許可が必要な場合が多いです。
ですから、「ここに潜ったら綺麗そうだし、自分はライセンスを持っているから潜ってみよう!」と、どこでも勝手に潜れるわけではないので、そのようなことはしないようにしてください。

季節ごとの違い

スポットごとに季節によって風の吹く方向が変わったり、風の強さも変わったりするため、季節による良し悪しが出てきます。
しかし夏は全般的にどこのポイントも良いので潜ることができますし、冬はとても水が綺麗になるので絶好のダイビングシーズンです。
ただし、関西の日本海側では、冬になると北風が吹いてしまうので潜れなくなってしまうのが残念ですね。

ダイビング未経験の方の中には、「冬にダイビングするのはとても寒いのではないか?」というイメージも持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、陸と異なり海は気温の高低の影響を受けにくいので、水温はそこまで下がりません。
逆に陸にいるよりも海の中に入っている方が暖かいくらいですね。
また、海に入る際のスーツも「ドライスーツ」といって体を全く濡らすことなく、服の上から着て潜れるタイプのものもありますので、濡れたくない方はそういった対策も可能です。
各ダイビングスポットには休憩する施設が併設されているので、海から上がってもすぐに暖をとれますし、冬でもそこまで寒さを感じるところはあまりないと思います。
その辺りはサーフィンなどのマリンスポーツと異なる点ではないでしょうか。 

圧倒的不動の人気を誇る沖縄!

海外にも有名で人気が高いダイビングスポットは、やはり沖縄の海です。
日本でダイビングを楽しむ際には、インストラクターが一緒に潜って水中で1つ1つ丁寧にポイントを紹介してくれるので、海外の方の満足度も高く楽しめるのではないでしょうか。
最近ではLCCも飛んでおりますので、沖縄が以前より近くなっているということもありますね。

なお、「沖縄の青の洞窟でダイビング!」とうたわれていることが良くありますが、「青の洞窟」とは真栄田岬というところにあるポイントのことです。
体験ダイビングの場としても使われたり、シュノーケリングでも十分楽しめたりする場所なので、本当にビギナー向けのポイントです。実際に潜ってみると、そんなに面白いポイントではないですよ。
波が激しい場所でもあるので、どれだけ天候がよくても遊泳禁止な時期も多いですし、重機を担いで急な狭い階段を登り下りしなければならない場所もありますので、大きな期待を抱いて向かわれるよりは、気軽に行かれることをオススメします。

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