過呼吸と顎関節の関係
初めてダイビングをする方は次第に息が上がってきます。
レギュレーターで口だけの呼吸をすることに慣れていない人にありがちなのが、吸うことに一生懸命になって、吐くことを忘れてしまっている状態です。
海中でストレスがかかったときはもちろん、初めて海中を見て興奮しているときも、呼吸を忘れたり息を吐くのを忘れたりしがちです。
そうなると、二酸化炭素過剰症という感じになり、それが原因で頭痛に繋がってくることがあります。
顎関節に関しては、呼吸源をずっとくわえますので、マウスピースの噛み合わせが悪かったり、呼吸源が口から離れるのが怖くて必要以上に強く噛みすぎてしまい、頭痛に繋がってくることがあります。
ダイビングを続けていく方は、マウスピースを自分にあったものに変えたりされて、段々解決していかれます。
過呼吸にならないために
技術の向上と水中の環境に慣れていただくことが第一です。
水慣れされてない方は、水中という環境だけで緊張してしまう方が多いです。
ダイビングは技術も大事なのですが、まず優先すべきなのは環境に慣れていくことです。
水中で過呼吸になって取り急ぎ症状を押さえたい場合は、水中で息を止めるか、泳ぐのをやめて水中の中で息を整えるか、もしくは水面に上がって息を整えます。