泳げない原因

色々な原因がありますが、
○耳抜きができなかった
○呼吸できなかった
この2つが7割~8割を占めています。

耳抜き

ダイビングは潜るにつれて水圧がかかり、耳が痛くなり違和感を感じます。
(飛行機の離陸時や電車や車がトンネルに入った時、エレベーターに乗った時の耳の違和感に似ています。)
その違和感を解消するのが耳抜きです。

耳抜きの必要性

ダイビングは潜るにつれて水圧がかかり、耳が痛くなり違和感を感じます。
(飛行機の離陸時や電車や車がトンネルに入った時、エレベーターに乗った時の耳の違和感に似ています。)
その違和感を解消するのが耳抜きです。

耳抜きのやり方

①口から少しだけ空気を吸って、吸った空気が口から漏れないように口を閉じます。
・口から空気が漏れないようにするコツは、口の中で舌を上あごにつけて『ん』の発音をするようにしましょう。
そうすると口から空気が漏れにくくできます。
それでも口から空気が漏れてしまう方は、前歯で舌先を軽く噛んであげましょう。

②マスクの上から鼻をつまみます。
・マスクの鼻を覆っている部分はシリコンでできているので、マスクの上から指で鼻をつまむことができます。
鼻をつまむ際は、鼻から空気が漏れないようにしっかりつまむようにしましょう。
これで、鼻と口両方から空気がもれないようにできました。

③耳抜きするときだけ目も閉じます。
・口と鼻と目は細い管で繋がっていますので、目から空気が漏れる場合があります。

④口、鼻、目から空気が漏れないようにできたら、その状態のまま唾をゴクンと飲み込みます。
・唾を飲むだけで対処できた方は下記の方法で行って下さい。
・口、鼻、目を閉じた状態で、ティッシュで鼻をかむ要領で鼻に息を送ってあげましょう。
このとき、口、鼻、目から出て行けない逃げ場を失った空気が耳のほうへ流れ込むよう耳に意識を集中させましょう。
耳からポコンと音がしたり、スカッと空気が抜ける感じがあればOKです。
内耳や鼓膜を傷つける恐れがあるので、あまり力いっぱいやったり、勢いよくやり過ぎないようにしましょう。
耳抜きという行為は個人差がありますので、体験ダイビングという限られた時間の中ですと出来ない方も出てきます。

耳抜きをしないとどうなるか

耳抜きができないと鼓膜が圧力で引っ張られるので、深い水深に行けば行くほど圧力が強くなり、痛みが出てしまいます。
耳と鼻を繋ぐ管が閉じているため、気圧にずれが生じて痛みが発生します。
耳抜きをする事でこの閉じた管を動かし、鼓膜の内側と外側の気圧を同じにします。
耳が痛い状態で水中にいても、海中の景色や海中の生き物を心から楽しむ事が出来ません。
もし耳抜きをしないまま水中深く潜ってしまうと、鼓膜の中と外で気圧が異なるので、鼓膜に負荷がかかります。

鼓膜の内部にリンパ液などがたまり中耳炎になってしまいます。速く潜ると最悪の場合、鼓膜が破れてしまう事もあります。
水中に潜る際だけでなく、浮上する際にも圧の変化があるので耳抜きは必須です。
耳抜きをせずに多少の痛み程度で潜れる水深はせいぜい3メートル行けるか行けないかです。
ダイビングをする際は危険ですので、耳抜きは必ずしてください。

耳が抜けにくくなる要因

・風邪を引いている
・アレルギー性鼻炎、花粉症
・寝不足、疲れ
・喫煙、アルコール(二日酔い)
・身体の冷え
・耳管やのどにある耳管開口部がむくみやすい
※ダイビング前日は体調を整えることが大切です。

ライセンスを取る場合、お客様がきっちりできるまで講習をしますので、しっかり時間をかけて練習すれば、耳抜きができないという心配はいりません。
ただ、沖縄などのリゾートで、ライセンスを取得する場合などは話が変わってきます。
こういったリゾート地では、滞在時間が限られるためお客様に合わせた時間の取り方ができないことがあるのです。
しかし、わざわざ沖縄まで行ったのに講習が最後まで終了できなかった、という訳にはいかないので、無理があるような状態でもライセンスを認定してしまうということがよくあるようなのです。
インストラクターがサインさえしてしまえば、ライセンス認定はされます。
ですから不完全な状態で認定されている方も、中にはいらっしゃると思います。
ライセンスにしろ、体験ダイビングにしろ、初めての場合、リゾートなどの旅行の一環で行くというのは、正直あまりお勧めできません。
不完全な状態で認定されていると、後々大きな事故などのリスクにも繋がります。

呼吸ができない

口呼吸

ダイビングでは口呼吸をすることになりますので、すぐにはできない方がいらっしゃいます。
陸上では普段、鼻で呼吸をしている人が多いはずです。
ですが水中で鼻呼吸をすると、マスクがすぐに曇ってしまうので、ダイビング中はレギュレーターをくわえた口でのみ呼吸をすることが求められます。
言葉にすれば簡単ですが、実際に口だけで呼吸しようとすると意外に大変です。

初心者でよくマスクが曇る方は、マスクが新しくて油膜が取りきれていないということもありますが、ほとんどの場合鼻呼吸をしているからです。
しっかりと曇り止めをすることである程度は軽減されますが、鼻で呼吸をしないように意識をしていく必要があります。

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